2023年8月30日水曜日

夏季研修講座 立花十九ヶ条 燕子花一色

「初めての燕子花一色」夏季研修講座2023 

石渡雅史先生

花材:燕子花(花7本葉20枚) 河骨(花2本葉5枚巻葉2本)
使用:受筒(中2本) オアシス ワイヤー(#20,#22,#26) フローラテープ 剣山 桃の花


受筒にオアシス。葉にはワイヤーを入れ、2枚組んでワイヤーを巻いて挿す
▼受筒1⃣
①真:葉↗・・葉↗
②真前:↖葉・
▼受筒2⃣
③請:葉↗・・↖葉 <中低>

④正真:葉↗・・葉↗
⑤見越:葉↗
⑥副:↖葉
⑦胴:↖葉・↖葉・葉↗ ・
⑧後囲:↖葉
⑨流枝:葉↗・↗葉  <段々>
⑩控枝:↖葉・・葉↗ <中低>
⑪請内:葉↗・
⑫陰方留:葉↗(裏前)

⑬前置:河骨 葉4枚・巻葉2本・花2本
⑭陽方留:河骨 葉
河骨は、水揚げポンプで水を注入した後、揉んで、先を折った針金を入れて、桃の花を塗る

【石渡先生のお手本】


立て花に挑戦 直真 夏季研修講座2023


秋野仁先生
花器:遊有 剣山 玉石
花材:ブルーアイス 桔梗 シマトネリコ 沖縄シャガ 鈴蘭の葉 極小輪日々草 ベロニカ 玉シダ エリカ

立て花は、室町時代に同朋衆が用意していた三具足を池坊が受け継いだもの。それまでの供花とその後の立花との間に存在する。

立花新風体(立花九体の微妙体)に近いが、新風体の「主」は一番目立つ花材で、背が低くても構わない。
立て花は、三具足に準じて木物など背の高い真と、靡く下草と抱える下草で品格を保つ。

花器、出、花材など決まりはないが、水際を整え、格調高く仕上げることが重要。正風体の型と基礎をしっかり学び、花材の良さを活かして整える技術が求められる。

横から見たところ

【秋野先生の作品】

横から見たところ

立て花に挑戦 除真 夏季研修講座2023

秋野仁先生
花器:遊有 込藁 麻紐 玉石
花材:シマトネリコ 楓 姫檜扇ヘリコニア 桔梗 竜胆 雪柳 ヒマラヤ雪の下 コンロンカ

立て花は、室町時代に同朋衆の用意していた三具足を池坊が受け継いだもの。それまでの供花とその後の立花との間に存在する。

立花新風体(立花九体の微妙体)に近いが、新風体の「主」は一番目立つ花材で、背が低くても構わない。
立て花は、三具足に準じて木物など背の高い真と、靡く下草と抱える下草で品格を保つ。

花器、出、花材など決まりはないが、水際を整え、格調高く仕上げることが重要。正風体の型と基礎をしっかり学び、花材の良さを活かして整える技術が求められる。

込藁は、上中下3箇所を麻紐で巻き結びにした小さな束を複数まとめて、花器に仕込む。
麻紐は下はきつく縛り、上に行くほど緩めに。上から丸く見えるように縛る。

横から見たところ 前後に振る

上から見たところ 


姫檜扇


【他の受講生の作品】



 

2023年8月24日木曜日

立花正風体 直真 パンパス アンスリウム デンファレ



花材:パンパスグラス アンスリウム デンファレ オクロレウカ 雪柳 そけい ドラセナ ルスカス 玉シダ アスター

直真立花

・正真:真の1/2よりやや高め
・真:後ろの真の出は、正真の花のやや下
・見越:真の出のすぐ下
・副:見越の出のすぐ下
・請:いつもの位置で流枝の3~5㎝上
・胴:副と請の間が広いので大葉遣い。右は請の上に。
・控枝、前置、後囲はいつもどおり

横から見たところ
 
【三浦先生の作品】

横、上から見たところ

2023年8月18日金曜日

立花正風体 池中体 蓮 燕子花 河骨 アシ

 

花材:蓮 燕子花 河骨 芦
池中体(水物)

・蓮と河骨の開き葉に、水揚げポンプで「酢酸鉛(毒)」を薄めた水を注入
・蓮 真は開き葉、中段は鐘木葉、下段やあしらいは巻葉
・アシは控枝の出の高さで左流枝
・河骨:開き葉5枚と花2本で前置きと流枝、巻葉2本で留め
・河骨などワイヤーを入れにくい場合は、ワイヤーの先に綿を少し巻いて挿す
・胴の蕾の花弁一枚一枚の間に綿やティッシュを詰めて開花に見せる


【 立華十態 】

①正風体「直 の花を云」
②幽玄体「除真体を云」
③景曲体「砂之物を云」
野澤体「草花立を云」
⑤池中体「水草立を云」
⑥山頭有草体(サントウユウソウタイ)山で寝ころんで眺めた景色。眼前に木。上に草。
⑦山下有竹 体
⑧枯木強力体
⑨一色体



【三浦先生の作品】

2023年8月10日木曜日

自由花 変形花器 ドウダンツツジ アンスリウム

 

花材:ドウダンツツジ アンスリウム クルクマ 竜胆 カーネーション(チェリースター)

横から見たところ
上から見たところ

2023年8月3日木曜日

自由花 自然美 パンパス アナスタシア オンシジューム

 花材:パンパス 菊(アナスタシア) オンシジューム 雪柳 スプレーカーネーション(スターチェリー) 鳴子百合

横から見たところ
上から見たところ


立花正風体 トロピカルな立花

 


花材:ストレチア アレカヤシ ヘリコニア デンファレ ソリダコ ドラセナ

トロピカルな立花
幅広の背の低い花器で横広がりに

【三浦先生の作品】