2013年12月19日木曜日

自由花 クリスマスの花

晒ほうき草
バラ
サンダーソニア
レモンリーフ
赤芽柳
白赤緑の分量を考えて。
緑を少な目にした方が、白と赤が際立つ。
冬木立をイメージして、垂直に立ち上る感じで。
説明を追加

2013年12月12日木曜日

生花 おもと

万年青(おもと) 伝花

八枚

真、副、体

立ち葉、露受け葉、前葉、流葉

2013年12月6日金曜日

自由花 アレカヤシとモンステラ

・アレカヤシ
・モンステラ
・赤柳
・ブバリア
・ゴールドスティック

線と面を生かして

2013年11月28日木曜日

生花 水仙二本生

4枚の葉に花が包み込まれるように。
必ず短い葉の中央に袴(白根)の高いところ。
葉先を見せる。

2013年11月13日水曜日

生花 二種生 赤芽柳と竜胆

溜め方のポイント

中墨・陰・陽・根締・腰・4:6

・真の垂線(中墨なかずみ)より、左が陽・右が陰。

赤芽柳の枝は、日の当たった側が赤く、日の当たらなかった側が緑色。
 陽方(左側)は赤い面を、陰方(右側)は緑色の面を向けて活ける。
 (副・副の前あしらい・副の後あしらいが赤)

正面
横から見たところ

・体の出所(二種生の場合は「根締ねじめ」という)は、水際から握り拳1つ上。

・副の出所は、水際から握り拳2つ上。

・真の腰(一番溜める所)は、水際から4:6の位置。


2013年11月1日金曜日

自由花 紅づる

二口の変形花器を使って

花器は、横の場合は広がりを、縦の場合は奥行に気を付ける。

オアシスは崩れやすいので、縦に差して、ワイヤーで曲げる。

2013年10月24日木曜日

2013年10月18日金曜日

2013年9月21日土曜日

立花⑤ 鶏頭三種使い

2013年9月12日(木)1:30~4:30

立花正風体(りっかしょうふうたい) 】

立花正風体は池坊立花の伝統的な美感と、七つあるいは九つの役枝からなる構造を基本とし、花形の骨組にならって構成されます。また、複雑で多彩なその構成は、自然のおもかげや雄大な風格を表出します。

  ◆ 除真立花(のきじんりっか) 本勝手(左手に真)…真が中心線よりずれている
 ◆ 直真立花(すぐしんりっか) 真が中心線上





出・出所(しゅっしょ)~中心から枝分かれするところ
全ての役枝は、出の位置と方向が決まっている。

【役枝の名称と働き】
名称 働き 長さ 出所
①真(しん) 真は一瓶の役枝の中心となる重要な枝。 器の3倍 中段除(ちゅうだんのき)
②正真(しょうしん) 正中線上に位置し、他の役枝の配置の基準となる。 真の1/2 下から
③請(うけ 陰方(右)斜め後ろへ。 真7:5 真と花器口の1/2(下段除)
④副(そえ) 真の除き口の下から、陽方の真に沿うようにでて、枝先は真の斜め後ろへ向かう。
真のすぐ下から
⑤控枝(ひかえ) 陽方下doneから出て副のしたの空間を整える。流枝とは違う素材で、流枝より少し高く。 真7:3 請と流枝の1/2
⑥流枝(ながし) 請と控枝とのバランスをとって。請と違う素材で。 真と請の延長線上水平まで 請と花器口の1/2
⑦見越(みこし) 正真に沿うように、真の陰方斜め後ろに。 真より短く 真の出所と正真の間(上段除)
⑧胴(どう) 正真前方45度。花形全体を引き締める。 正真と同じ長さのを中くらいに。 請と控枝の間
⑨前置(まえおき) 胴の下、水際から7㎝で垂直に前へ。 胴より葉一枚分長く。 流枝より少し低く。水際より7㎝。
⑩陽留(ようどめ) 水際より7cm垂直に左前へ。 花器より少し長く。 水際より7㎝。
⑪陰留(いんどめ) 水際から7㎝で垂直に右前へ。 花器より少し長く。 流枝より少し低く。
⑫後囲い(うしろがこい)
正真より短く
⑬副下あしらい(そえした)

副より2cm下
⑭請内あしらい(うけうち)

請けと同じ位


割りばしにフローラテープを巻き、真の後ろに支えとして立てる。
ワイヤー(18番白)を6㎝くらい折戻し、

【真】  長さ7。鶏頭にビニールテープとフローラテープで巻きつけ、左後45度に曲げる。
  【真前あしらい】鶏頭
②【正真】二段菊(真の1/2の長さ)をワイヤー(26~28)で支柱に固定。
【請】  長さ5。鶏頭 正真より低く。出所は真と水際の1/2
④【副】  雪柳 
【控枝】長さ3。鶏頭
⑥【流枝】オクラレルカ 直角に折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。短い方が下側。
⑦【見越】雪柳 
⑧【胴】木苺。正真と同じ長さのが1本。ワイヤー(28黒で葉を起こす)。出所は請と控枝の間。
⑨【前置】木苺 ワイヤー(28黒で葉を起こす)。前90度
⑩【陽留】竜胆 大中小
⑪【陰留】玉シダ ワイヤー(26黒)。掌くらいまで葉を残し、茎を三つ折り、ワイヤーで巻く。
⑫【後囲】ドラセナ 正真より少し短く
⑬【副下あしらい】オクラレルカ 110度くらいに折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。
⑭【請内あしらい】二段菊 ワイヤー(20白)。出所は、請と同じかやや高い所。


< 役枝の方向 >






2013年9月15日日曜日

立花④ 女郎花の三種使い

2013年9月12日(木)1:30~4:30

立花正風体(りっかしょうふうたい) 】

立花正風体は池坊立花の伝統的な美感と、七つあるいは九つの役枝からなる構造を基本とし、花形の骨組にならって構成されます。また、複雑で多彩なその構成は、自然のおもかげや雄大な風格を表出します。

  ◆ 除真立花(のきじんりっか) 本勝手(左手に真)…真が中心線よりずれている
 ◆ 直真立花(すぐしんりっか) 真が中心線上





出・出所(しゅっしょ)~中心から枝分かれするところ
全ての役枝は、出の位置と方向が決まっている。

【役枝の名称と働き】
名称 働き 長さ 出所
①真(しん) 真は一瓶の役枝の中心となる重要な枝。 器の3倍 中段除(ちゅうだんのき)
②正真(しょうしん) 正中線上に位置し、他の役枝の配置の基準となる。 真の1/2 下から
③請(うけ 陰方(右)斜め後ろへ。 真7:5 真と花器口の1/2(下段除)
④副(そえ) 真の除き口の下から、陽方の真に沿うようにでて、枝先は真の斜め後ろへ向かう。
真のすぐ下から
⑤控枝(ひかえ) 陽方下doneから出て副のしたの空間を整える。流枝とは違う素材で、流枝より少し高く。 真7:3 請と流枝の1/2
⑥流枝(ながし) 請と控枝とのバランスをとって。請と違う素材で。 真と請の延長線上水平まで 請と花器口の1/2
⑦見越(みこし) 正真に沿うように、真の陰方斜め後ろに。 真より短く 真の出所と正真の間(上段除)
⑧胴(どう) 正真前方45度。花形全体を引き締める。 正真と同じ長さのを中くらいに。 請と控枝の間
⑨前置(まえおき) 胴の下、水際から7㎝で垂直に前へ。 胴より葉一枚分長く。 流枝より少し低く。水際より7㎝。
⑩陽留(ようどめ) 水際より7cm垂直に左前へ。 花器より少し長く。 水際より7㎝。
⑪陰留(いんどめ) 水際から7㎝で垂直に右前へ。 花器より少し長く。 流枝より少し低く。
⑫後囲い(うしろがこい)
正真より短く
⑬副下あしらい(そえした)

副より2cm下
⑭請内あしらい(うけうち)

請けと同じ位


割りばしにフローラテープを巻き、真の後ろに支えとして立てる。
ワイヤー(18番白)を6㎝くらい折戻し、

【真】  長さ7。女郎花にビニールテープとフローラテープで巻きつけ、左後45度に曲げる。
  【真前あしらい】女郎花
②【正真】ケイトウ(真の1/2の長さ)をワイヤー(26~28)で支柱に固定。
【請】  長さ5。女郎花 正真より低く。出所は真と水際の1/2
④【副】  アレカヤシ 
【控枝】長さ3。女郎花
⑥【流枝】オクラレルカ 直角に折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。短い方が下側。
⑦【見越】アレカヤシ 
⑧【胴】メリー3本。正真と同じ長さのが1本。ワイヤー(22黒)。出所は請と控枝の間。
⑨【前置】ナルコユリ ワイヤー(22黒)で出所の周りをぐるぐる巻く。前90度
⑩【陽留】リンドウ 大中小
⑪【陰留】玉シダ ワイヤー(26黒)。掌くらいまで葉を残し、茎を三つ折り、ワイヤーで巻く。
⑫【後囲】ルスカス 正真より少し短く
⑬【副下あしらい】オクラレルカ 110度くらいに折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。
⑭【請内あしらい】ケイトウ ワイヤー(20白)。出所は、請と同じかやや高い所。


< 役枝の方向 >






2013年7月26日金曜日

立花③ 鉄砲百合の三種使い

2013年7月25日(木)1:30~4:30

立花正風体(りっかしょうふうたい) 】

立花正風体は池坊立花の伝統的な美感と、七つあるいは九つの役枝からなる構造を基本とし、花形の骨組にならって構成されます。また、複雑で多彩なその構成は、自然のおもかげや雄大な風格を表出します。

  ◆ 除真立花(のきじんりっか) 本勝手(左手に真)…真が中心線よりずれている
 ◆ 直真立花(すぐしんりっか) 真が中心線上

鉄砲百合(真・請・控枝)


先生 横


出・出所(しゅっしょ)~中心から枝分かれするところ
全ての役枝は、出の位置と方向が決まっている。

【役枝の名称と働き】
名称 働き 長さ 出所
①真(しん) 真は一瓶の役枝の中心となる重要な枝。 器の3倍 中段除(ちゅうだんのき)
②正真(しょうしん) 正中線上に位置し、他の役枝の配置の基準となる。 真の1/2 下から
③請(うけ 陰方(右)斜め後ろへ。 真7:5 真と花器口の1/2(下段除)
④副(そえ) 真の除き口の下から、陽方の真に沿うようにでて、枝先は真の斜め後ろへ向かう。
真のすぐ下から
⑤控枝(ひかえ) 陽方下doneから出て副のしたの空間を整える。流枝とは違う素材で、流枝より少し高く。 真7:3 請と流枝の1/2
⑥流枝(ながし) 請と控枝とのバランスをとって。請と違う素材で。 真と請の延長線上水平まで 請と花器口の1/2
⑦見越(みこし) 正真に沿うように、真の陰方斜め後ろに。 真より短く 真の出所と正真の間(上段除)
⑧胴(どう) 正真前方45度。花形全体を引き締める。 正真と同じ長さのを中くらいに。 請と控枝の間
⑨前置(まえおき) 胴の下、水際から7㎝で垂直に前へ。 胴より葉一枚分長く。 流枝より少し低く。水際より7㎝。
⑩陽留(ようどめ) 水際より7cm垂直に左前へ。 花器より少し長く。 水際より7㎝。
⑪陰留(いんどめ) 水際から7㎝で垂直に右前へ。 花器より少し長く。 流枝より少し低く。
⑫後囲い(うしろがこい)
正真より短く
⑬副下あしらい(そえした)

副より2cm下
⑭請内あしらい(うけうち)

請けと同じ位


割りばしにフローラテープを巻き、真の後ろに支えとして立てる。
ワイヤー(18番白)を6㎝くらい折戻し、

【真】  長さ7。鉄砲百合にビニールテープとフローラテープで巻きつけ、左後45度に曲げる。
②【正真】桔梗(真の1/2の長さ)をワイヤー(26~28)で支柱に固定。
【請】  長さ5。鉄砲百合 正真より低く。出所は真と水際の1/2
④【副】  雪柳 
【控枝】長さ3。鉄砲百合
⑥【流枝】雪柳 直角に折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。
⑦【見越】雪柳 
⑧【胴】メリー3本。正真と同じ長さのが1本。ワイヤー(22黒)。出所は請と控枝の間。
⑨【前置】ルスカス ワイヤー(22黒)で出所の周りをぐるぐる巻く。前90度
⑩【陽留】撫子 大中小
⑪【陰留】玉シダ ワイヤー(26黒)。掌くらいまで葉を残し、茎を三つ折り、ワイヤーで巻く。
⑫【後囲】ドラセナ 正真より少し短く
⑬【副下あしらい】ニューサイラン 110度くらいに折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。
⑭【請内あしらい】桔梗 ワイヤー(20白)。出所は、請と同じかやや高い所。


< 役枝の方向 >






2013年7月23日火曜日

立花② アガパンサスの三場所使い(真・請・控枝)

2013年7月18日(木)1:30~4:30

立花正風体(りっかしょうふうたい) 】

立花正風体は池坊立花の伝統的な美感と、七つあるいは九つの役枝からなる構造を基本とし、花形の骨組にならって構成されます。また、複雑で多彩なその構成は、自然のおもかげや雄大な風格を表出します。

  ◆ 除真立花(のきじんりっか) 本勝手(左手に真)…真が中心線よりずれている
 ◆ 直真立花(すぐしんりっか) 真が中心線上


先生 正面


出・出所(しゅっしょ)~中心から枝分かれするところ
 全ての役枝は、出の位置と方向が決まっている。

【役枝の名称と働き】
名称 働き 長さ 出所
①真(しん) 真は一瓶の役枝の中心となる重要な枝。 器の3倍 中段除(ちゅうだんのき)
②正真(しょうしん) 正中線上に位置し、他の役枝の配置の基準となる。 真の1/2 下から
③請(うけ 陰方(右)斜め後ろへ。 真7:5 真と花器口の1/2(下段除)
④副(そえ) 真の除き口の下から、陽方の真に沿うようにでて、枝先は真の斜め後ろへ向かう。
真のすぐ下から
⑤控枝(ひかえ) 陽方下doneから出て副のしたの空間を整える。流枝とは違う素材で、流枝より少し高く。 真7:3 請と流枝の1/2
⑥流枝(ながし) 請と控枝とのバランスをとって。請と違う素材で。 真と請の延長線上水平まで 請と花器口の1/2
⑦見越(みこし) 正真に沿うように、真の陰方斜め後ろに。 真より短く 真の出所と正真の間(上段除)
⑧胴(どう) 正真前方45度。花形全体を引き締める。 正真と同じ長さのを中くらいに。 請と控枝の間
⑨前置(まえおき) 胴の下、水際から7㎝で垂直に前へ。 胴より葉一枚分長く。 流枝より少し低く。水際より7㎝。
⑩陽留(ようどめ) 水際より7cm垂直に左前へ。 花器より少し長く。 水際より7㎝。
⑪陰留(いんどめ) 水際から7㎝で垂直に右前へ。 花器より少し長く。 流枝より少し低く。
⑫後囲い(うしろがこい) 正真より短く
⑬副下あしらい(そえした) 副より2cm下
⑭請内あしらい(うけうち) 請けと同じ位


割りばしにフローラテープを巻き、真の後ろに支えとして立てる。
ワイヤー(18番白)を6㎝くらい折戻し、

【真】  長さ7。アガパンサスにビニールテープとフローラテープで巻きつけ、左後45度に曲げる。
②【正真】ヘレコニア(真の1/2の長さ)をワイヤー(26~28)で支柱に固定。
【請】  長さ5。アガパンサス 正真より低く。出所は真と水際の1/2
④【副】  アレカヤシ 
【控枝】長さ3。アガパンサス
⑥【流枝】ニューサイラン 直角に折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。
⑦【見越】アレカヤシ 
⑧【胴】メリー3本。正真と同じ長さのが1本。ワイヤー(22黒)。出所は請と控枝の間。
⑨【前置】ナルコユリ ワイヤー(20黒)を後ろに沿えて、ワイヤー(26か28)で粗く巻く。前90度
⑩【陽留】撫子 大中小
⑪【陰留】玉シダ ワイヤー(26黒)。掌くらいまで葉を残し、茎を三つ折り、ワイヤーで巻く。
⑫【後囲】ルスカス 正真より少し短く
⑬【副下あしらい】ニューサイラン 110度くらいに折り曲げて、ワイヤー(22黒)で曲げる。
⑭【請内あしらい】ヘレコニア ワイヤー(20白)。出所は、請と同じかやや高い所。


< 役枝の方向 >






2013年7月14日日曜日

立花① ひまわりの三場所使い(真・請・控枝)

2013年7月11日(木)1:30~

立花

立花の様式は、室町時代に書院造という建築様式が造り出され、それを構成する一部として、床の間の原形となる押し板が成立したこと によって生まれました。押し板を飾るものとして出発した立て花は、床の間の完成とともに儀式の花、饗応の花として重んじられ、立花としての様式を整えて いったのです。立花は、床の間という空間のなかで育まれてきた様式といえましょう。

立花には、立花新風体と、立花正風体の二種類があります。

立花正風体(りっかしょうふうたい) 】

立花正風体の特徴

立花正風体は池坊立花の伝統的な美感と、七つあるいは九つの役枝からなる構造を基本とし、花形の骨組にならって構成されます。また、複雑で多彩なその構成は、自然のおもかげや雄大な風格を表出します。

  ◆ 除真立花(のきじんりっか) 本勝手(左手に真)…真が中心線よりずれている
 ◆ 直真立花(すぐしんりっか) 真が中心線上


出・出所(しゅっしょ)~中心から枝分かれするところ
 全ての役枝は、出の位置と方向が決まっている。

【役枝の名称と働き】
名称 働き 長さ 出所
真(しん) 真は一瓶の役枝の中心となる重要な枝。 器の3倍 中段除(ちゅうだんのき)
正真(しょうしん) 正中線上に位置し、他の役枝の配置の基準となる。 真の1/2 下から
副(そえ) 真の除き口の下から、陽方の真に沿うようにでて、枝先は真の斜め後ろへ向かう。
真のすぐ下から
請(うけ 陰方(右)斜め後ろへ。 真7:5 真と花器口の1/2(下段除)
見越(みこし) 正真に沿うように、真の陰方斜め後ろに。 真より短く 真の出所と正真の間(上段除)
流枝(ながし) 請と控枝とのバランスをとって。請と違う素材で。 真と請の延長線上水平まで 請と花器口の1/2
控枝(ひかえ) 陽方下doneから出て副のしたの空間を整える。流枝とは違う素材で、流枝より少し高く。 真7:3 請と流枝の1/2
胴(どう) 正真前方45度。花形全体を引き締める。 正真と同じ長さのを中くらいに。 請と控枝の間
前置(まえおき) 胴の下、水際から7㎝で垂直に前へ。 胴より葉一枚分長く。 流枝より少し低く。水際より7㎝。


①割りばしにフローラテープを巻き、真の後ろに支えとして立てる。
②ワイヤー(18番白)を6㎝くらい折戻し、
③【真】ひまわりにフローラテープで巻きつける。
④ひまわりを左45度に曲げる
⑤ワイヤー(26~28)で支柱に固定。
⑥【正真】リアトリス(真の1/2の長さ)
⑦【請】ひまわり 出所は真と水際の1/2(7㎝の棒を目印に立てて置く)
⑧【控枝】ひまわり 出所は、前置きと請の中心
⑨【副】アレカヤシ 出所は、真のすぐ下。ワイヤーで支柱に固定する。
⑩【見越】アレカヤシ ワイヤーなし。自然に真の後ろに沿わせて。
⑪【流枝】オクラレルカ ワイヤー(22白)中に戸押、26番で曲げる。少し上に向ける。
⑫【胴】メリー3本。正真と同じ長さのが1本。ワイヤー(22黒)
⑬【前置】ナルコユリ ワイヤー(20黒)を後ろに沿えて、ワイヤー(26か28)で粗く巻く。前90度



< 役枝の方向 >



2013年7月9日火曜日

自由花 非自然的表現

2013年7月9日(火)1:00~2:30

・姫ユリ
・デルフィニューム
・ナデシコ
・カスミソウ
・ギボシ
 
☆ 七夕物語 ☆

夜空に輝く天の川のそばに、天の神さまが住んでいました。
天の神さまには織姫という一人の娘がいました。
織姫ははたをおって、神さまたちの着物をつくる仕事をしていました。

さて、織姫が年頃になったので、天の神さまは娘にお婿(むこ)さんを迎えてやろうと思いました。
そして色々探して見つけたのが、天の川の岸で天のウシを飼っている、彦星という若者です。

この彦星は、とてもよく働く立派な若者です。 そして織姫も、とてもやさしくて美しい娘です。
二人は相手を一目見ただけで、好きになりました。
二人はすぐに結婚して、楽しい生活を送るようになりました。

でも、仲が良すぎるのも困りもの。二人は仕事を忘れて遊んでばかりいるようになったのです。
天の神さまは、すっかり怒ってしまい、「二人は天の川の、東と西に別れて暮らすがよい!」
と、織姫と彦星を別れ別れにしたのです。

毎日泣き続ける織姫を見て、天の神さまは、可哀想に思いました。
「七日に一日くらいは会ってもよかろう。」
天の神さまは、カラスを呼んで、織姫に伝えるように言いました。

でも、このカラスはうっかり屋。
「七月七日だけは会ってもいいそうです。」と間違えてしまいました。

それから織姫は、一年に一度会える日だけを楽しみにして、七月七日の夜、織姫は天の川を渡って、彦星のところへ会いに行くのです。

言い間違えたことに気付いたカラス。ちょうど同じ頃、他の神さまにも間違えて伝えていたことを怒られて、天に貼り付けにされてしまい、今もまだ言い直しに行けないのでした。

おわり

■自然的表現 ~ありのままの美しさ~

・写実性
・景観美
・季節感
太陽の位置:上から光が当たっているように

■非自然的表現 ~パーツの美しさ~

・内面表現
・心象的表現

太陽:生け手。すべての花は正面に向ける。

2013年7月4日木曜日

生花 アガパンサス一種

2013年7月4日(木)3:00~

 

真の花は花器の中心。
副と体は斜めに広げる。
二株に見えるように。

和合の内(わごうのうち)…葉の表側がすべて花側に

広葉物(ひろはもの)の扱い…葉は細いけど、広葉物の扱いと同じ
 (反)長葉物 あやめなど
 (似)アマリリス ただし花は、和合の外
 
真副の間 遠き花(しんそえのま とおきはな)…副の高さは真1/2以下(普通は1/2~2/3) 

・花器…広口、水盤など

陰葉(いんば)一枚多く…裏向きの葉が一枚多い

横から見たところ


2013年6月30日日曜日

生花 葉蘭

2013年6月29日(土)1:00~2:30

生花

葉欄(ばらん)9枚


・真の真から後ろ5枚は、左側の方が広い葉を。
・真の葉の先端を捻って、少し表がみえるように。(半陰半陽)。
・真と体の葉の先端が、花器の中心と合うように。



生花 一種生 九蓋

2013年6月20日(木)3:00~4:30

生花 一種生 ~ 花形(かぎょう)と器の真行草 ~
 

九蓋草(くがいそう・くかいそう)・・・夏のお茶花



・真行草のグループで添わせる
・それぞれのグループで、強い葉を見せる

自由花 紫陽花

2013年6月13日(木)3:00~4:30

自由花
(梅雨のイメージ)

紫陽花
桔梗
縞フトイ
シペラス


・桔梗は、星形がよく見えるようにワイヤーを巻く
・フトイの線と、シペラスの線がぶつからないように、シペラスを後ろにする。

自由花 縞蒲

2013年6月8日(土)1:00~2:30

自由花
 植物を見つめる

シマガマ 縞蒲
かすみ草
サンダーソニア
ガーベラ
ギボウシ

 線・面・点・マス(塊り)

・自然的に
・非自然的に

《 線:縞蒲 》
傾けると、風になびく様子。
立てると、線を強調。

《 点:サンダーソニア》
葉を間引いて、オレンジの点を強調する。

《 面:ガーベラ・ギボウシ 》
#20白のワイヤーで巻き、向きを整える。


生花 かきつばた

2013年6月6日(木)3:00~4:30

かきつばた(杜若・燕子花)

花 二本


・爪が内側を向くように
・葉の裏表は、つまんで曲がった方が表。
・かきつばたは、がくの低い方が前。
・真の後ろあしらいは、割葉づかい






自由花 サザンクロス

2013年5月23日(木)3:00~4:30

自由花
(花の部分的な美しさを強調する)

サザンクロス(ニューサイラン)ドラセナの仲間
トルコギキョウ
ナデシコ
ソリダコ
ケーラック