2014年11月21日金曜日

2014年10月24日金曜日

生花 二種活

珊瑚水木 六本
小菊  五本

二種活の場合、体は
根締(ねじめ)といい、
体真(真の1/2)
体谷(体落)
体先(真の1/3)
で構成される。

2014年7月26日土曜日

生花③ かきつばた一種生 夏

燕子花(かきつばた) ~夏~

葉は、奇数(15枚)で2枚づつを組む。
花は、2本か3本。


・葉は、葉先の爪を向かい合わす。
・2枚あわせた葉は、前側に長い葉・後に短い葉。

・体の葉は3枚。
   真ん中の葉(子供)はお母さん側(二番目に長い葉)に爪を向けている。
・葉には、裏と表がある
   膨らんでいる方が裏。
・重なる部分の産毛を擦り取って、水でくっつける。

.
■ 生花・正風体
真・副・体の長さを考えながら、生ける。
 ※矢印は、流す方向と前側になる長い葉(本勝手の場合)

 ↖副
 ↖副前あしらい

 ↗真後あしらい
 ・真の花
 ↗真
 ↖真前あしらい
 
 ・体の花
 ↖体後あしらい
 ↗体(3枚)

■「かきつばた」は、
春夏秋冬の四季を生ける。

 春:花は葉より低く
 夏:花は葉より高く
 秋:葉は少し枯れたものを
 冬:葉は枯れた葉を

2014年7月11日金曜日

自由花⑤ 行事の花

祇園祭
檜扇(ヒオウギ) 5枚 
横から見たところ。 

ガマ
テッセン
スプレーカーネーション
孔雀草
モンステラ

2014年7月3日木曜日

生花 ぎぼうし

疑宝珠(ギボウシ) 二花七葉

ギボウシは花は二本。
水際をきれいに。

後ろから
副 花の1/2以下、ギボウシに限り横に流す。
副の前あしらい 後ろへ
体奥
花(小)
花(大)
真 副の3/2
真の前あしらい
体のあしらい

2014年6月27日金曜日

自由花④ カラー、夕霧草、サンダーソニア

花器と花との調和

テーマ…水辺の蛍
型…円と四角

カラー
夕霧草
サンダーソニア
アレカヤシ
やつで

2014年6月23日月曜日

生花② アガパンサス 2花7葉

アガパンサス一種活

花① 真の花  副の葉の2倍以上
葉① 真の葉  副の葉の3/2倍 裏向き
葉② 副の葉  真の葉より上  
葉③ 体の葉 真の葉の1/3倍
花② 体の花
葉④ 真の葉の前あしらい
葉⑤ 副の葉の前あしらい
葉⑥ 体の葉の後ろあしらい
葉⑦ 体奥

2014年6月7日土曜日

生花①リアトリス7本

生花正風体
本勝手
右から。真を中心に一列に。
・リアトリス
【高さ】
真:花器の3倍
副:真の2/3
体:真の1/3


2014年6月5日木曜日

生花② 葉蘭

葉蘭 5枚
真(前後あしらい)・副・体

裏から見て、
左の幅が広い方を「左葉」と呼ぶ。

左葉…真・前あしらい・体
右葉…真の後ろあしらい・副

陰方(2時~8時) 左葉
陽方(8時~2時) 右葉

真は、2番目に大きな葉を。
時計回りに捻って、裏から表側が覗くようにためる。

10時の方向に倒してから、真ん中に戻す。

真の前あしらいは、副の出所を隠すように一番大きな葉を。

2014年5月30日金曜日

自由花② 姫百合、ニューサイラン

自由花

1,テーマ(風)

2,構成
①マッス的
②点的
③面的
④線的(縦、横、斜め)

・姫百合
・ニューサイラン
・ソリダスター
・ギボシ
・都忘れ

2014年5月15日木曜日

自由花①  芍薬、フトイ

自由花1 花材の姿を生かした表現①
芍薬
フトイ
紅花
都忘れ
鳴子ユリ

【花材の姿を生かした表現】

テーマを決め
基本形態(縦、横、斜め)
構成要素(線、面、点、マッス)を決める。
 
・芍薬
・フトイ
・紅花
・都忘れ
・鳴子百合  

テーマ:軒先で雨宿りをする親子

2014年2月23日日曜日

立花⑩ ダリアと小手鞠 逆勝手

真  ダリア
副  赤柳
控枝  オクラレウカ
請  小手鞠
流枝  赤柳
見越  オクラレウカ

胴 
前置  ルスカス
留  フリージア、タマシダ
後囲い  メリー
あしらい  スイートピー

2014年2月16日日曜日

池坊華道資格一覧表

< 池坊華道 資格一覧表 >

 職  位 花伝書・伝書取得年月
入門花伝書(入門)
初伝花伝書(初級)・伝書(初伝)
中伝花伝書(中級)・伝書(中伝)
皆伝花伝書(上級)・伝書(皆伝)平 6年12月
華掌花伝書(師範科)平26年1月

脇教授三級 平26年8月 
脇教授二級伝書(習物七ヶ条)      
脇教授一級

  
准教授三級伝書(立花十九ヶ条)(立花初伝)       
准教授二級伝書(立花中伝)      
准教授一級

正教授三級伝書(生花別伝)              
正教授二級伝書(小巻伝)      
正教授一級伝書(大巻伝)

2014年2月15日土曜日

立花⑨ 枝物主体・昇り胴 山茱萸


真・請・控枝・・・・・・サンシュユ
副・見越・・・・・・・・・・アレカヤシ
流枝・副下あしらい・・栂(とが)
正真・請内あしらい・・アイリス
前置・胴・・・・・・・・・・・・ トキワガマズミ(ビブリナム)
後囲い・・・・・・・・・・・若松
色留め、陰留・・・・・ピットストルム
陽留・・・・・・・・・・・・・撫子
あしらい・・・・・・・・・・リューココリネ・シャガ

トキワガマズミ(ビブリナム)

リューココリネ(いい匂い!)
サンシュユ
ピットストルム
●昇り胴:胴と前置きが同じ花材。区別するために色留を用いる。

それぞれの出所を、きれいにすっきりと見せること!

■花や枝は陽方(左側)を多めにする。
 大抵、日当りのいい方に反っているので、真の枝の場合は、逆に反らせる。

■太い枝物を曲げ方:伸びる方に1/3くらい切込みを入れ、テープを巻き、折る。

■シャガの葉の切り方:控枝・正真・請内の場所により、左・真ん中・右を長く、尖った形に切る。

■枝物を流枝に使う時は、⑱ワイヤーで枝を下から支えるように、㉔で根元を巻き、㉖で箇所留めする。
 2時の方向に曲げてから、前へ流す。
 出来た空間に、陰留を配置する。

■トキワガマズミのように、頭が大きいものを胴・前置きに使う場合は、長さを変えて、葉を落とし、軽やかに見せる。

2014年2月6日木曜日

立花⑧見越を強調して 小手鞠とシャガ

2014年2月6日(木)

正面から見たところ
真上から見たところ


見越-----小手鞠(⑱Uピンにして取り付ける)
真・請----アンスリューム +オクラレウカ
正真-----ヘレコニア(葉は使わない)
正真の前--著我(シャガ)Uピンにした⑳を㉘で巻いてシャガを差し、水際に足を付けて吸水性テープで巻く。
副・控枝--オクラレウカ
前置-----ゴット
流枝・胴--ガクソウ(ガクアジサイ)⑱を中に通す
控枝と胴あしらい---スターチス
陽留-----ブルースター
陰留-----玉シダ
後ろ囲----ユーカリ

・見越が大きく流れているので、下の流枝は短く、横の控枝はやや長く。
・正真は、見越と真の間に
・上下のバランス
・下向きの葉や花は取る。


2014年1月30日木曜日

立花⑦ 受け筒を使って 姫南天、猫柳

~受け筒~
真の丈が足りないときや、曲げにくい花材のときに使う。
真、請、控枝…姫南天
副、流枝、見越…猫柳
正真、請内あしらい、正真あしらい…アイリス
胴…メリー
前置…ルスカス
後ろ囲い…若松
陽留…フリージア
胴あしらい…スイートピー
・枝物が多い時は、後ろ囲いも枝物で。
・流枝は、真より短く、後ろから前へ流す。
・後ろ囲い、正真、胴、前置が一直線に並ぶように。
正面から見たところ
右から見たところ
真上から見たところ

2014年1月24日金曜日

立花⑥ 赤サンゴ水木・ガーベラ・ゴットの昇り胴

真、請、控枝   赤サンゴ水木
正真、あしらい  アイリス
副、見越     アレカヤシ
胴、前置     ゴッドセフィアナ
流枝、副下あしらい オクラレルカ
胴・請あしらい ガーベラ
陽留       玉シダ
陰留       スイートピー
後ろ囲い    ドラセナ

昇り胴:前置の材料が胴まで立ち昇る
右横から見たところ

真上から見たところ
昇り胴の場合、前置と胴との区別をつけるために色花を入れる。今回は、ガーベラを胴あしらいに。

立花は、出所をしっかり揃えて、中心に寄せる。

木が後ろ、草は前。
赤サンゴ水木(真)よりもアレカヤシ(副)を前に。

アレカヤシの葉は、真にかかるものは切る。

ゴッドは、広がらないようワイヤーで葉をすぼめる。

請は、正真よりも低く。

副と見越、控枝と請が同じ角度にならないように。

流枝(オクラレルカ)は、鋭角の三角形に。
20番ワイヤーを葉の先まで入れてピンとさせる。
葉は、膨らんでいる方が裏(下)。
  

2014年1月16日木曜日

生花 三種生 赤サンゴ水木とチューリップ

赤サンゴ水木
チューリップ
アンスリウムの葉
~ 真副体の形で自由に ~
正面から見たところ
右から見たところ